初代徳永虎助が、有田町応法山に初めて窯を築いたのは慶応元年(1865年)でありました。
以来百有余年営々と窯の火を消す事無く「ひた向きに焼き物作りに取組む初代の意志」を継いでまいりました。
昭和37年には有田町丸尾に新たに窯を築き、現在はその地で多品種中量生産に迅速に対応すべく、鋳込みから素焼窯・絵付・本窯・赤絵窯まで全行程を堅持して一貫生産しております。
さらに、社内LANを設置して営業部門と製造部門を結び納期厳守に対応。又、有田の伝統とさらなる革新を求めるためにデザイン室と原型室を設置し、オリジナルデザイン開発にも力を注いでおります。
「家庭に幸いを、食卓に楽しさを」を社是に、積極的に市場調査と新しいデザインを常に模索し現代感覚による古伊万里様式を取り入れた家庭用食器から、とっておきの感動を演出できる割烹食器に至るまで、幅広く華麗な陶磁器を焼き続けております。